【社会】「日本の人、暖かい」帰国できずコンテナ暮らしのサーカス一家、支援によりついに帰国へ

☆ばぐた☆

★「ようやく帰国へ…、サーカス一家が“感謝”」

・山奥のコンテナで、私たちはその“家族”に出会いました。　２５歳のダニエラと、両親の
　“ブロスコフ一家”。遠くブルガリアからやってきたサーカス一座で、２００５年１１月、来日
　公演を終えて帰国する、“はず”でした。ところが…。

　<ダニエラさん（２５）>「帰国直前、サーカスの会社が“出演料が支払えない”と
　言ってきたんです。“犬や猫たちがブルガリアへ帰る輸送費用も払えない”って…」

　彼らの売りは、３０匹もの犬や猫を使ったパフォーマンス。大切な“相棒たち”をブルガリア
　まで連れて帰るには、輸送費に５００万円以上もかかります。
　しかし、ブルガリア人の平均年収は３５万円程度。自分たちで工面できる額ではありません。
　<ダニエラさん>「動物たちを置いて帰るなんて出来ない…。大切な家族なんです」

　彼らの持っていた契約書には、確かに「“企画会社”が、動物の輸送費用を負担」と明記
　されています。“企画会社”によると、サーカスの公演は、実際には別の会社が“興行主”と
　なっていましたが、企画会社側に約束のお金を納めず、行方をくらましてしまったというのです。
　公演終了後、一座は抗議しますが、当の企画会社も「金が無いから仕方ない」の一点張り。
　その後も帰国のメドは立たず、見かねた大阪のＮＰＯが本格的な支援に乗り出します。

　ＮＰＯや地元の呼びかけで『ブルガリア・アニマル・レスキュー基金』を設立。
　連日、多くの人から、カンパや励ましのメールが寄せられ、基金設立からわずか１週間で
　目標金額を達成しました。

　支援の動きが急速に拡大した、２００６年２月中旬。事態が急変します。
　<ダニエラさん>「サーカスの“企画会社”が、約５００万円を支払うと言ってきました」
　企画会社が突如、帰国費用の具体的な支払いを提案してきたのです。
　<母親のペッピさん>「皆さんの支援が無ければ、企画会社側も変わらなかったと思います。」
　<ダニエラさん>「日本の人たちに心から感謝してます。日本の人たちは本当にハートが暖かい」
　（抜粋）
　http://mbs.jp/voice/special/200602/20_2123.shtml

【社会】 「日本の人、暖かい」 帰国できずコンテナ暮らしのサーカス一家、支援によりついに帰国へ

【社会】「日本の人、暖かい」帰国できずコンテナ暮らしのサーカス一家、支援によりついに帰国へ