【地方自治】組織関係者の不祥事のお詫びと、市の管理・監督のずさんさを指摘・・・部落解放同盟京都府連合会書記長がコメント

四苦八苦φ ★

　京都市の連続不祥事問題で、桝本頼兼市長が、現業職員の逮捕が相次ぐ環境局の「解体的出直し」を打ち出した２８日、
根回しなしの〈サプライズ改革〉に、市役所内外で波紋が広がった。
同局の現業職員の半減とごみ収集業務の５０％を民間委託というリストラの実行を負わされた市幹部が
「厳しい内容だが、やりきる」と決意を見せる反面、
ターゲットになった職員労働組合は「あまりに極端だ」と反発しており、まだ曲折がありそうだ。
　「こんな大事な話なのに、事前に何の説明もなかった。極めて異例で、一瞬、耳を疑ったが、逆に市長の決意の強さを感じた」。
市議会常任委員会連合審査会で明らかにされた大規模リストラに、与党の古参議員は驚いた。
審査会で、さらに市は、在職中の犯罪が退職後に明らかになった職員に対し、
退職金の返還を求められる条例改正案を１１月議会に提出するなどの再発防止策を公表。
　６時間に及ぶ審査会後、厳しいリストラについて、
市長は「思いとしてはずっと持っていた」と、淡々とした表情で語った。
　市幹部は「担当部局と少数の幹部だけで週末に急きょ、決めた」と打ち明け、
〈改革断行〉を目指す。
　突然、リストラを突き付けられた職員労働組合側。
自治労京都市職の橋元信一委員長は「いきなり５０％削減と言われても……」。
最大の京都市職労の池田豊委員長は「民間委託すれば不祥事がなくなるとの考え方は、筋違い」と憤る。
　一方、議会を傍聴していた左京区の男性（６４）は
「市長の改革方針は役所内から反発されるだろうが、市民の厳しい視線を考えればできないことはないはず」と、
実行に期待を寄せた。
　◆「市の管理ずさん」
　桝本市長が職員の不祥事と同和地区住民を対象とした優先雇用を関連づけたことに対して、
部落解放同盟京都府連合会の西島藤彦書記長は
「今回の不祥事に私たちの組織関係者が含まれていたことは深くおわびする。
多数の職員が不祥事を引き起こしている背景には、市の管理・監督のずさんさがあり、
そのことこそが問われなければならない」とのコメントを発表した。
（2006年08月29日読売新聞）

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060829p301.htm

【地方自治】 組織関係者の不祥事のお詫びと、市の管理・監督のずさんさを指摘・・・部落解放同盟京都府連合会書記長がコメント

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